PTSDの症状は、大きく3つに分けられます。


◎フラッシュバック◎
PTSDの最も特徴的な症状。本人がまったく意図しないにもかかわらず、無意識にトラウマとなった出来事を追体験すること。タイム・スリップをしてその体験の渦中に戻ったかのような鮮明さで思い出したり、幻覚のような形で現れたり、悪夢に見てうなされたりもします。


◎回避&麻痺◎
トラウマ体験によって強いショックを受けたPTSD患者は、それ以上の苦痛を感じないよう、心の機能を麻痺させることで適応しようとします。結果、感情や感覚の麻痺、興味・感心・意欲の低下、強い不安感・孤独感、希望や幸福感や喜びを感じなくなるなどの症状が見られます。また、トラウマ体験と似た状況や物事、関連したことの会話など思い出すような行動を避け(回避行動)るようになります。


◎覚醒亢進◎
交感神経系のバランスが崩れ、簡単な刺激にも過敏に反応するようになります。常に精神状態が不安定で、不眠、集中力の低下、強い警戒感、ちょっとしたことで怒りが爆発したり、過剰に驚愕したりも。このような覚醒亢進(亢進とは、高ぶるという意味)症状が続きます。


これら3つの症状が、同時に現れるというのが、PTSDの病気の特徴です。



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